観光農園事業施設PROJECT
非住宅建築
「つくる、つなぐ、ひろがる。新しい農業のかたち。」
本プロジェクトは、既存の農業事業を基盤としながら、新たな付加価値を創出し、地域全体の活性化へとつなげていく挑戦である。これまで丹精込めて育ててきたお米や黒豆、イチゴといった農産物は、単なる「生産物」にとどまらず、その土地の風土や人の想いが詰まった大切な資源である。本計画では、これらの収穫物を活用した加工販売施設を新たに整備し、地域ならではの魅力を発信できる拠点として機能させていく。
加工施設では、収穫した農産物を使った商品開発を行い、ここでしか味わえない特産品として提供することで、農業の収益性向上とブランド力強化を図る。また、生産から加工、販売までを一体化することで、安心・安全な食品づくりを実現し、消費者との距離をより近づけていく。
さらに、本プロジェクトの大きな柱となるのが農園観光事業の展開である。四季折々の自然の中での収穫体験や、加工体験、地域の食文化に触れるプログラムを通じて、訪れる人々に特別な時間を提供する。単なる観光ではなく、「体験」と「交流」を重視した取り組みにより、地域への関心と愛着を育み、継続的な来訪へとつなげていく。
この取り組みは、農業の枠を超え、観光・交流・地域産業の融合による新たな価値創造を目指すものである。クライアントは、地域に根ざした事業者として、農業の可能性を広げながら、地域経済の循環を生み出し、次世代へとつながる持続可能なまちづくりに貢献していく強い意志を持っている。本プロジェクトは、その想いを形にし、地域とともに成長していく未来志向の挑戦である。
竣工予定2026年11月
施工データ
| 工事種別 | 新築 |
|---|---|
| 竣工日 | 2026-11-30 |
| 場所 | 兵庫県丹波篠山市 |
| 対応範囲 | 設計・施工 |
| 構造 | 木造平屋建 |
| 面積 | 131.3㎡ |
施工前
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